◇◆用語事典◆◇
 
 
 ここでは物語に登場する用語を紹介しています。
(国名や地名は地図帳を参考に人物名は人物事典を参考にして下さい)
関係する事柄ごとに分けています。
 
《賢人関係》
 
賢人:大賢者と賢者をまとめたもの。賢人になった際に発行される証明書によって身
    の証を立てることができる。   
 
賢者:研究者の色が濃く、大賢者より数が多い。
 
大賢者:賢く超越した者。形式的に賢者より上位とされているが、実際大差はない。
 
賢者会議:略して賢会。内容は大賢者会議と同じ。
 
賢人会議:略して賢人会。賢人が自分の考えや研究結果を発表したり論争する会
        議。大賢者、賢者に関わらず多くの者が出席し、開かれる回数が多い。
 
賢人総会:万一な出来事や大事なことを決めたり討論するために開かれるもっとも
       回数の低い会議である。
 
《呪術師関係》
 
呪術師:呪いを扱う者。組織的なものも存在する。
 
解呪:呪いを解くこと。
 
治呪:解呪の中でも特殊で遠い人の国の者がよく使用する方法。かけられている対
     象の力を引き出したり与えたりして呪いを解く。
 
嘆きの宝石:秘石で調合した特殊な液体と呪いを使って人間の眼球を宝石にした物。
        遺族が慰めとして呪術師に依頼することが多く、商品として公の通りで
        売り出している店はあまりないが、好んで買う人はいる。
        死体から作り出す宝石を死んだ嘆きの宝石と呼び、生者から作り出した
        物は生きた嘆きの宝石と呼んで色艶や価値などが変わってくる。それは
        加工商品であっても同じ。今現在、高値なのは生きた宝石である。死ん
        だ宝石も死んでどれぐらい時間が経過したかによって値が変動する。
 
《その他》
 
違い目の民:どんな者よりも賢く、呪術に長けた者。身体的特徴である色違いの目
         は底知れぬ力が宿っていると証と言われている。現在は滅んだとされ
         ている。滅びた理由としては迫害や底知れぬ力を持つが故だとも言わ
         れているが、詳細は不明。
 
先見(さきみ)の民:未来を見透かす者でその力を先見の力と言う。短命で呪術の
              耐性が極端に弱いため現在は滅ぶ間近とされている。
 
時の民:時間を崇拝する民族。優れた呪術師であり賢人だった。大昔に滅んだと言
      われている。滅んだ理由は不明。
                      
死人使い:死人を使役する者。
 
神化:死人使いが死を迎えて再び戻って来ること。
 
還り人:神化をして戻って来た者。
 
水の民:水辺を生活の場とし下半身が魚のヒレのようで水中での生活を快適にして  
      いる。下半身は資料によっては人の足の形にもなるという。長命だが、大昔
      に滅んだと現代では言われている。秘石加工に関して最高の技術を持って
      いたと言われ、彼らの技術でしか加工の出来ない秘石が存在する。滅んだ
      理由として迫害や卓越した秘石加工技術を巡る争いのためとかいろいろ言
      われているが詳細は不明。
 
水の民の至宝:水の民の技術でしか加工できない。他の秘石に比べて秘めている
          力も美しさも並外れて素晴らしい物。採掘場所は大昔に比べて少な
          くはなったが、基本的にどこでも採れる。現代では採石はできるよ
          うにはなったが、加工は研究中でいまだできないため、原石のまま
          取引がされている。それでも価値は極めて高い。
 
秘石使い:主に秘石を様々に調合して薬などを作る者。